月次決算

月次決算が全てを決する

クラウド会計が普及した今、月次決算の速さがすべてを決すると言っても過言ではない。会計ソフト各社がこぞって月次決算(各社によって違うと思うが)の速さを競っているように見えて仕方がない。月次決算をするには一定の要件がそろっている必要がある。月次決算は正しくその企業の財政状態、経営成績、キャッシュフローを示すものでなければならない。経理の手順からいくと、①原始証票を整理する。この整理整頓は企業にとって重要だ。工夫することによって最短で原始証票にたどりつけることが大事だ。②次に原始証票からソフトで入力するまでが正確でなければならない、この担当の者はある程度経理に熟達していることが理想である。その上で、②税理士事務所は仕訳の正確性、税務処理の正当性を月ごとに監査することによって月次監査の正確性を確保することできる。

このようにできあがった月次決算の会計資料ないし経営資料を土台にして企業と会計事務所で月次決算検討会を開くことである。ここでは直近の月の経営状態が把握できる。

月次決算の阻害要因

月次決算はすべての企業が目指しているところである。にもかかわらそれがなかなかうまくいかない。なにか原因があるはずである。